【連続学習会第7回】「戦後賠償と政府開発援助(ODA)を考える〜国際債務問題とのつながりの中で〜」


(日本政府によるアジア諸国への「戦後賠償」は、日本の対東南アジアODA〔政府開発援助〕の出発点になると共に、その後の「国際援助ビジネス」の原型ともなった)


(以下、転送・転載大歓迎)

ジュビリー滋賀6月学習会(連続学習会「債務・援助・賠償」第7回)

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      「戦後賠償と政府開発援助(ODA)を考える
            〜国際債務問題とのつながりの中で〜」

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レポート: 小林聡さん(大津聖マリア教会・彦根聖愛教会牧師、ジュビリー関西ネットワーク、平安女学院チャプレン)

日時 6/16(水) 19:00〜20:30

場所 草津市民交流プラザ小会議室1B(JR南草津駅東口デッキ直結フェリエ5階)http://www.ferit.jp/index.php?action_access=dummy

参加費300円 申し込み不要

主催:ジュビリー滋賀 

連絡先:njrbf977@ybb.ne.jp  

協力:ジュビリー関西ネットワーク
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/


 今回の学習会では、日本における国際債務問題の要因となってきた政府開発援助と、その出発点となる戦後賠償とのつながりを考えたいと思います。多くの人は戦後は終わった、そして賠償問題は解決済みで、それとは無関係に政府開発援助という援助がなされてきたと考えてきたのではないでしょうか。その視点からは、はたして、近隣諸国の人々が日本に対して感じてきた思いを正しく理解できてきたのだろうかとの疑問を私はもっておりました。そして更に国際債務という負債を負わせてきた日本の責任を考える時、戦後賠償と政府開発援助のつながりを見ることを通して、単なる人道的とか、良心のといった観念のレベルではない、具体的な日本の責任が見えてくるのではないかと思います。

 その意味から、日本における国際債務問題を学ぶ上で、太平洋戦争後の戦後賠償の経緯と、債務を生み出す要因となってきた政府開発援助のつながりを押さえておきたいと思うのです。

 この点に関する基本文献として村井吉敬さんがまとめられたものをもとに、ご一緒に大切な視点を共有出来たらと思います。


小林聡牧師からの報告(レジュメ)
6・16小林報告(レジュメ).doc 直

小林聡牧師からの報告(パワーポイント)
6・16小林報告(パワーポイント).ppt 直


参考図書:


村井吉敬 「第1章 戦争賠償からODA大国へ」
『徹底検証ニッポンのODA』(コモンズ、2006年)


村井吉敬 「第8章 賠償・戦後補償とODA
『日本人の暮らしのためだったODA』(コモンズ、1999年)


次回:7月例会
7/16(金)夜19時〜 @草津市立まちづくりセンター308号室(いつもと違います。お気をつけください)
http://www.joho932.net/5000.html

「押し付けられた途上国の水の私営化と民衆の抵抗」  

講師:堀内葵さん(AMネット)

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