【5・17セルジュ・ラトゥーシュ講演会@同志社大学】「脱成長」の挑戦〜なぜ消費社会は北側諸国だけではなく、南側諸国でも持続不可能なのか?〜


出所:http://global-studies.doshisha.ac.jp/images/pdf/2013-05-17.pdf
イベント掲載ページ:http://www.institutfrancais.jp/kansai/events-manager/%E3%80%8C%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8D-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%82%BB%E3%83%AB/


シリーズ 「グローバル ・ ジャスティス」第38回


「脱成長」の挑戦
〜なぜ消費社会は北側諸国だけではなく、南側諸国でも持続不可能なのか?〜


長らく開発経済学においては、経済成長が至上目標とされてきた。「経済成長こそ
が、雇用を創出し、貧困を解決する」と信じられてきたからである。だが、グロー
バリゼーションにともなって、ますます南北格差が拡大し、生態系の破壊が急速に
進むなか、あらためて経済発展や開発の在り方が問われている。この有限なる地球
で、無限の経済成長を続けることは可能か。もし不可能だとすれば、いかなるオル
タナティブが求められるのか。本講演では、「脱成長(デクロワサンス)」を唱え、
ヨーロッパのエコロジー運動をリードする経済哲学者のセルジュ・ラトゥーシュ
を迎え、経済成長なき社会発展の可能性について考える。



講師:セルジュ・ラトゥーシュ Serge LATOUCHE(パリ大学教授)


【講師紹介】
1940年生まれ。パリ大学(Université Paris Sud)名誉教授。専攻は、南北問題およびに経済哲
学。ポスト開発思想としての「脱成長(デクロワサンス)」の提唱者。邦訳書に『経済成長なき社
会発展は可能か? ――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学』(作品社、2010)などがある。


来聴歓迎
予約不要


主催: 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科
共催: 日仏会館フランス事務所
アンスティチュ・フランセ
在日フランス大使館
GRM(グローバル・リソース・マネジメント)
Lecture Series 2013


※講演はフランス語で行われます。(逐次通訳有)


日時: 5 月 17 日 (金) 18:30-20:00
会場: 同志社大学 寒梅館 KMB211教室(地下鉄烏丸線今出川」駅から徒歩1分)
(アクセス↓)
http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/muromachi.html


同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科では、連続セミナー「グローバル・ジャスティス」を開催いたします。このセミナーは、現代世界が直面するさまざまな課題における「ジャスティス」の問題を、講師が自らの視点で語っていくものです。したがって、どのような視角で、何を問題としてジャスティスを論じるかは講師にゆだね、主催者は一切の方向性をあらかじめ規定いたしません。ジャスティス(正義)という言葉のもつ多義性や問題性もふくめて、多様な議論の場として提供していくものです。


同志社大学グローバル・スタディーズ研究科


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