【OCCUPY KYOTO!京都を占拠せよ!】 「変えよう! 日本と世界 第5回・反戦・反貧困・反差別共同行動in京都」 10・16集会・デモ@円山野外音楽堂

イベント掲載元サイト:反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都・今後の取組みと集会等のご案内
http://d.hatena.ne.jp/hansenkyodo_kyoto/20111013/1318529601


「1%の富裕層のために99%の国民が貧困を強いられている不公正なシステムをチェンジしよう!」を合言葉に米国ニューヨークで発生した「ウォール街を占拠せよ!」運動は、いまや首都ワシントンをはじめロサンゼルスやサンフランシスコ、ボストンなど全米147都市へと拡大、10月15日には全世界一斉行動が呼びかけられ、ロンドンやマドリードメルボルン、東京など世界1600都市にアクションが広がりつつあります。チュニジアタハリール広場から始まった「ジャスミン革命」は、今やグローバル資本主義の中枢ウォール街占拠闘争にまで発展し、全世界を揺るがしつつあります。

ウォール街デモ】世界1400超都市に波及 東京呼応、貧困・格差や原発テーマ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111014/amr11101401120000-n1.htm



 ここ京都でも、来る10月16日(日)に、ドイツ・同盟90/緑の党会派副代表のベーベル・ヘーン連邦議会議員と、「さようなら原発1000万人アクション」のよびかけ人である鎌田慧さんと瀬戸内寂聴さんをお迎えして「変えよう! 日本と世界」を合言葉に、「第5回反戦・反貧困・反差別共同行動in京都」集会・デモを円山野外音楽堂にて決行します。

 それぞれの反戦・反基地、反原発、反貧困、反差別の思いや闘いを結集して、日本と世界を変える大行動を京都からも起していきましょう。OCCUPY KYOTO!ぜひご参加下さい。

■ 変えよう! 日本と世界  第5回・反戦・反貧困・反差別共同行動in京都

日時:10/16(日)午後 1 時集会開始  デモ4時出発

場所:円山公園野外音楽堂 
・市バス 祇園下車 徒歩約5分
・京阪 祇園四条駅下車 徒歩約15分
(アクセス)
http://kyotomaruyama.jimdo.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9-%E5%9C%B0%E5%9B%B3/

*入場無料

主な内容:

①講演 ルポライター・鎌田 慧さん テーマ「脱原発―どんな社会をめざすのか」

鎌田慧さんプロフィール
 ルポライター。1938年青森県弘前市生まれ。県立弘前高校卒業後上京。零細工場、ガリ版印刷会社などで働いたあと、早稲田大学でまなぶ。卒業後、新聞記者を経て、フリーライターに。『自動車絶望工場』など、差別され劣悪な条件で働く人々の姿を追うルポ多数。岩波書店から『鎌田慧の記録』全6巻。原発関係では、『原発・開発と闘う住民』『日本の原発地帯』『六ケ所村の記録』『原発列島を行く』など著作多数。東京新聞や、テレビなどでも活躍。大江健三郎さんたちと共に、脱原発1000万人署名、9.19原発にさようなら5万人集会を呼びかけ、東奔西走中。

脱原発」求め1千万人署名開始 鎌田慧さんら呼びかけ
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106160166.html
 

②特別あいさつ 

ドイツから同盟90/緑の党会派副代表 ベーベル・ヘーン連邦議会議員

■ベーベル・ヘーンさんプロフィール
 幼児の健康を心配する普通の主婦としてデモなどに参加したのがきっかけで、オーベルハウゼン市の市会議員、ノルトライン=ヴェストファーレン州環境大臣などを経て、2005年からドイツ連邦議会議員。現在、連邦議会で「緑グループ」の副リーダーとして、環境・エネルギー・消費者保護・農業・動物福祉・建設交通などの政策を担当している。二人のお孫さんがいる。

作家・瀬戸内寂聴さん

瀬戸内寂聴さんプロフィール
 1922年徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。56年から瀬戸内晴美の名で小説、随筆、古典文学の翻訳など幅広い創作活動を展開。73年、平泉の中尊寺で得度受戒し、法名は寂聴、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。87年、岩手県天台寺住職に就任。1997年文化功労者、2006年文化勲章受賞。代表作には『夏の終り』や『場所』『現代語訳 源氏物語』など多数ある。近年では源氏物語に関連する著作が多い。これまでの著作により多くの文学賞を受賞している。作家、宗教者としての活動とともに「憲法9条京都の会」結成を呼びかけるなど平和運動・護憲運動にも積極的に関わっている。

京都沖縄県人会会長・大湾宗則さん

■大湾宗則さんプロフィール
 京都沖縄県人会会長。京都沖縄県人会は沖縄県出身者の親睦団体として1986年に結成される。2008年3月、沖縄でのアメリ海兵隊員による少女レイプ事件に「もう黙ってはいられない」と京都沖縄県人会主催で初めての抗議集会(京都洛陽教会)・デモを行った。集会では「米軍基地の縮小や移転では解決しない、撤去させることが基本」と確認した。「京都沖縄ファン倶楽部」、「三線教室」、「沖縄現代史講座」、「人権・環境・平和」部会などの活動を展開中。

③連帯あいさつ

1・韓国市民運動家―メッセージ

2・大阪・しないさせない戦争協力関西ネットワーク              

④ミニ公演(歌) 浪花の唄う巨人・趙 博さん

⑤現場からの報告

(差別・排外主義との闘いから)京都第1初級学校嫌がらせ事件弁護団
(労働現場から)おおさかユニオンネットワーク
(被曝労働者問題から)釜ヶ崎日雇労働組合
(福島現地から)①脱原発Tシャツ・プロジェクト
        ②子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
(福井現地から)若狭の反原発もんじゅ集会への訴え(元美浜町議・松下照幸さん)

国会報告 社民党衆議院議員服部良一さん(脱原発自然エネルギー推進プロジェクトチーム事務局長)

2011年3月11日は人類史上、もっとも記憶すべき日になりました。大地震津波による大災害で2万人もの尊い命が瞬時にして奪われました。それにも増して東京電力福島原発炉心溶融という大事故は周辺住民の仕事、住家と一切の財産を消滅させ、懐かしい故郷は二度と戻れぬ廃墟と化しました。そればかりか、現在と未来の人間の生命に計り知れない危険と被害を及ぼしつつあります。

私たちは、日本各地にある全ての原発の稼働を中止し、廃炉に追い込み、再生可能なエネルギーを使う社会に変え、人びとに無限の災厄をもたらす今の政治・経済構造と、それを許してきた日本社会のありようを根本的に改める行動に立ち上がるべきです。すでにドイツやイタリア、スイスでは政府や市民が変革の舵をとりました。その他の国々でも変化が始まっています。「フクシマ」という大きな犠牲を出した日本こそ、日本はもとより世界の変革の運動に立つことが問われています。今秋、私たちは2日連続で上記のような討論と行動の日をつくりました。一人でも多くの方々の参加と行動を期待します。


■主催 反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)
世話人】仲尾 宏(代表世話人)、米澤鐵志、千葉宣義、田川晴信、府上征三、新開純也、小林圭二、高橋幸子、大湾宗則、瀧川順朗、工藤美彌子

問い合わせ先 寺田道男 090-5166-1251