【11・21日本版「白熱教室」 環境破壊・貧困を熱く考える】「白熱教室 JAPAN 」(NHK教育)に国際連帯税を訴えている上村雄彦さんが出演

日本版「白熱教室」 環境破壊・貧困を熱く考える
【 11月21日(日) 教育/デジタル教育1 18:00 〜18:58 】
http://www.j-cast.com/tv/2010/11/19081144.html

ハーバード大マイケル・サンデル教授の講義を放送して大好評だった「ハーバード白熱教室」の日本版「白熱教室JAPAN」が始まる。

放送されるのは横浜市立大学・上村雄彦准教授の講義。初回は環境破壊や貧困問題など「地球規模の問題」をテーマに、その解決のビジョンについて学生たちと話し合う。

余計な演出は排除し、1時間まるごと教授による講義と学生たちとの対話で構成する。


(写真:横浜市立大学・上村雄彦准教授の講義風景)
出所:日本版「白熱教室」 環境破壊・貧困を熱く考える
http://www.j-cast.com/tv/2010/11/19081144.html


ハーバード白熱教室」に次ぐNHKの新番組「白熱教室JAPAN」に、先日、ジュビリー関西としても協賛したATTAC京都主催の「グローバル・タックスの可能性」に関する講演会*にお呼びした横浜市立大学の上村雄彦さんが4回に渡って登場されます。

*【11月5日上村雄彦さん京都講演会】「グローバル・タックスの可能性」
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101027/1288151929


 「グローバル・タックスの可能性」を日本全国に宣伝し議論を巻き起こす絶好の機会です(上村先生も講演でそうおっしゃっていました)。多くの人に知らせましょう!

 管理人

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NHK 白熱教室JAPAN
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/index.html

教授と学生との自由闊達な議論が繰り広げられた「ハーバード白熱教室」に大きな刺激を受け、日本の大学教育に変革のムーブメントが起こっています。

知識の詰め込み式が中心だった、これまでの日本の大学教育のあり方を見直し、「いかに学生たちに自分で考える力をつけさせていくか」をめざし、学生との対話式講義が次々に出現しています。

「白熱教室JAPAN」では、対話式の講義こそがスリリングなエンターテインメントであり、学生の脳力を鍛えると信じ、かねてより「白熱教室」を実践してきた教授たちの講義を紹介していきます。

一切の演出を排除し、1時間まるごと教授による講義と学生たちとの対話で構成します。今までのテレビ番組にはなかった、頭がしびれるような知的刺激にあふれた60分です。


NHK 白熱教室JAPAN(次回放送予定)
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/next.html

上村准教授の講義のテーマは、環境、貧困、紛争、人間の心の荒廃など、地球規模の問題を解決する具体策を考えていくこと。学生たちは、思いつくままに理想の地球の姿を答えていきます。上村さんはそんな学生たちの意見を受け止めながら、それを実現するために、具体的にどんな課題をクリアしていけばいいのか、議論をしていきます。よりよい世界を築いていくための思考
を鍛える講義です。

圧倒的な人気を誇る、上村准教授の「白熱教室」を4回に渡って放送します。


第1回 「地球のビジョンを描こう!」

11月21日(日) 教育 午後6時

地球環境破壊、貧困問題、地球のあちこちで起こっている紛争。これらの問題の根本原因を探った上で、次の段階に進み「こういう地球社会を目指していく」というビジョンに取り組みます。まず理想のビジョンをしっかりと明確に持つこと。
それにより実現への道が開かれていきます。学生たちの自由な発想とイメージが、活発に対話を交わす中で具体化されていきます。


第2回 「地球の命を救うには」

11月28日(日) 教育 午後6時

君たちは宇宙人。宇宙の王様から命令がきました。このままだったら地球は40年ももたない。地球に行って、みんなで力を合わせて、この地球を誰もがハッピーな世界に作り替えてこい。どんな地球に作り替えるか、タイムリミットは40年。
この命題に、学生たちはチームで知恵を出し合い、理想の地球とは何かを熱く語ります。


第3回 「こんな日本を創りたい」

12月5日(日) 教育 午後6時

宇宙の王様からの次の命令は、2050年、日本の首相にするから、仲間と内閣を作って日本を作り替えてくれというもの。思ったとおりの日本を創れるとしたら、それはどんな日本なのでしょうか。政治、経済、社会、教育、文化、食料、エネルギー、環境、家族関係。理想の日本とはどういう国なのか、あるべき日本の姿を学生たちは対話を通じて描き出していきます。


第4回 「地球の処方箋を考える」

12月12日(日) 教育 午後6時

ビジョンを実現させるためには、どういう処方箋が必要か。ブータンデンマークスウェーデンなどの成功事例を考察しながら、具体的な解決策、政策、処方箋を考えていきます。最後に、自分個人としてできることは一体何か、何をやっていくことが、地球の様々な問題を解決して、より良い世界を作ることに貢献できるのかを考えていきます。


上村 雄彦(うえむら たけひこ)

横浜市立大学 国際総合科学部 准教授
国際化推進センター長

大阪大学大学院法学研究科、カールトン大学大学院国際関係研究科修士課程修了。カナダ国際教育局、国連食糧農業機関奈良大学CSR経営研究所、千葉大学大学院准教授を経て、2009年4月より現職。専門は地球協力論。

「開発のための国際金融取引に関するタスクフォース」専門家、国際連帯税推進協議会(座長:寺島実郎多摩大学学長)委員等も務める。

著書に、『グローバル・タックスの可能性』(ミネルヴァ書房)など。