【ご紹介】「借金から世界を読み解くEマガジン、『でっとばい』第四号発行しました」(ポール・マッカーティン神父より)
東京にある聖コロンバン会のポール・マッカーティンさんより以下のメールをいただきました。債務帳消し問題ニューズレター『でっと ばい Debt Bye!』(債務問題に取り組むNGOが発行する共同新聞)第四号発行のお知らせです。ご紹介します。
(以下、転載)
借金から世界を読み解くEマガジン、「でっとばい」第四号発行しました。
第四号の特集は欧州債務危機、もはや債務危機は途上国の専売特許じゃない、というか、もともと先進国の方が重債務だったんですが、「返せる」信用がある限りはいくら借金しても大丈夫だったんだけど、その信用が崩れたとたん、我がアイルランドにも迫るIMFの魔手、のとほほ状態。
CADTM、ATTACなど、これまで途上国債務問題でがんばってきたグループが、欧州債務も問題の根っこは同じ、と抜本的な解決策を提示しています。
そして、ハイチ、パキスタンと、その地震・洪水被害と同時にそれらの国を圧迫する重債務の問題がクローズアップされた国々を取り上げています。
下のサイトからダウンロードできますが、15メガと重いのがタマに傷。
いま、それぞれの原稿をワードでダウンロードできるように、サイト担当の方に工夫してもらっています。
http://jdebt.socialforum.jp/2010/10/debt-bye.html
ご意見、ご感想などぜひ
jdebt[at]socialforum.jp
[at]を@に変えて送ってください。
第四号目次
巻頭言:カネは天下の回りモノ・・・じゃない
・ギリシャ 1つの悲劇の2つの脚本
・ギリシャ民衆との連帯:欧州attacの声明
・債務に耐え得るかどうかの議論が始まる
・欧州の先駆者ハンガリー
・金融危機を根本的に解決する8つの提案
・ハイチの今:債務と国の収奪
・IMF、ハイチの債務をやっと帳消し
・パキスタン洪水被害と債務そして日本
・洪水と債務:二重のくびきにあえぐパキスタン
・CADTMパキスタンの戦略キャンペーン